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物流ニュース
夢の街創造委員会 新聞販売店の物流網を活用し飲食店の料理を宅配
2019年5月22日
宅配ポータルサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会(中村利江社長、大阪市中央区)は5月15日、札幌市で配達機能を持たない飲食店の出前を可能にするサービス「シェアリングデリバリー」を同日から開始すると発表した。道における展開は今回が初めで、配達は朝日新聞サービスアンカーが担う。
同サービスの北海道展開で、タピオカと揚げトッポギの店「TOKOLA」、スープカレー店「SOUP CURRY KING」など地元人気店への出前注文が可能となる。既に関東・関西エリアで同サービスを導入しているハンバーガーチェーン「ロッテリア」の追加出店も決まっており、「ロッテリア札幌中央店」へも出前注文が可能となる。
出前館に注文が入ると、店舗及び配達を行う拠点(シェアデリ拠点)に直ちに注文が入り、店舗は指定時間までに料理を仕上げる。その後、配達は新聞販売店を始めとするシェアデリ拠点が所有するバイクや電動自転車と配達員で行う。
道で同サービスの配達パートナーとなる朝日新聞札幌中央販売(札幌市中央区)の松尾光雄社長は「新聞配達のエリアはとても細かく、地域に根付き、これは大きな強み。この強みを生かし『シェアリングデリバリー』にチャレンジしようと考えた。飲食店の配達を代行することで、新聞販売店の強みを改めて考える機会になり、より組織としての能力を高めていくこともできるのではないかと考えている」とし、「これまで蓄積した配達ノウハウや、お客さまに真摯に向き合う姿勢などをしっかりとサービスに反映させていければと思っている。私たちのミッションは、配達を通してお客さまの満足度を高めること。お客さま目線を忘れず、北海道初の『シェアリングデリバリー』の基盤を作っていきたい」としている。
◎関連リンク→ 夢の街創造委員会株式会社
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