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物流ニュース
コシダテック 後方確認カメラシステムと超音波センター、全国ネットで迅速に対応
2019年6月12日
コシダテック(東京都港区)では、車両用後方確認カメラシステム「CAR VISION」を事故防止に取り組む運送事業者に提案している。
カメラ本体は厳しい環境での使用を想定し、丈夫なアルミダイキャスト製。耐振性にも優れた堅牢なボディに加え、耐塩害コーティングと防水構造を採用している。レンズ前面をガラスで保護しており、優れた密閉性で高圧洗浄や豪雨でも内部に水が入らない。
法人営業課の小倉朗リーダーは、「サイドミラーだけでは困難だった後方の障害物や人を、過酷な環境下でも、ワイドな視界とはっきりクリアな映像で確認できる」と説明。月明かり程度の明るさでも使用できる高感度カメラを搭載しており、「暗い場所でも鮮明な映像で、照明の少ない倉庫や工場へ配送されるドライバーからの評価が高い」。
車内に設置するLCDカラーモニターは高精細ワイド液晶で、昼夜を問わず高い視認性を発揮。「遠近感を掴みやすい距離マーク表示で、新人や未経験者の安全運行を支援する」。
また、カメラをサイドミラーに取り付けることで、左側方の死角もカバー。モニターには2分割で映像が表示され、巻き込み事故を防ぐ。
同社では、「リアビューカメラだけでは不安」という運送事業者向けに、カメラには映らない死角に入った障害物を検知し、ブザー音でドライバーに知らせる超音波センサー「トラックソナー」も販売。「店舗配送を手掛けるユーザーからは、客先の看板と接触する事故を防ぎたいという要望は根強く、引き合いは多い」という。ブザー音の種類で距離が分かるため、「リアビューカメラでは気が付かない距離感をドライバーが把握できると重宝されている」。
運転席から死角となる車両前方の左上部もカバーする3点センサーと床にも障害物が多い構内での車庫入れに便利な後方4点センサーなど、「必要に応じて、最適なシステムを提案できる」。
小倉氏は、「万一の故障の際も、当社が構築している全国ネットワークで迅速に対応できるのも強み。代替製品を送って、『自社で交換して下さい』ということはないので安心頂ければ」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社コシダテック
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