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物流ニュース
日本郵便 「はこぽす」からメルカリ発送の実証実験
2019年6月27日
日本郵便(横山邦男社長、東京都千代田区)とメルカリ(山田進太郎会長兼CEO、同港区)は近く、フリマアプリ「メルカリ」で売れた商品を首都圏4か所に設置した「はこぽす」から発送する実証実験を開始。実施期間は半年を予定している。
日本郵便とメルカリは2017年の6月から「メルカリ」の配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」の提供を開始。コンビニからの配送サービスとともに好評を得ている。今回の実証実験では、ロッカーに入れるだけで発送ができるサービスで、利用者の利便性向上の一環として実施する。
メルカリ社メルカリジャパンCEOの田面木宏尚氏は「オンラインで購入するという体験は、かなり一般化しているが、個人で発送するという出品体験はまだ改善する余地がある」という。
「当社では設立当初から、出品体験の拡大を重視しており、出品に関する障壁を減らしたい」としたうえで、「無人の宅配ロッカーを使うことで人手不足対策としても寄与できれば」とした。
日本郵便の郵便・物流営業部長の大角聡氏は「郵便局の営業時間外や、窓口が混雑して空いていなくても、『はこぽす』で発送ができるほか、配送の人員の手間を省くという面でもメリットがある」と考えている。
今回の実証実験の対象となる「はこぽす」が設置されている場所は、千葉県の八千代郵便局とJR東日本新松戸駅、埼玉県の同南与野駅、東京都のローソンゲートシティ大崎アトリウム店の4か所である。
◎関連リンク→ 日本郵便株式会社
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