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物流ニュース
佐川GL 物流センターにプラットフォームセンター新設
2019年6月4日
佐川グローバルロジスティクス(森下琴康社長、東京都品川区)は5月31日、同江東区で2020年2月をめどに竣工し、順次稼働を予定している国内最大規模の物流センターとして、EC事業者向けのプラットフォームセンターを新設すると発表。
SGホールディングスグループでは、この物流センターを核にネットワークの拡大を図る「Xフロンティアプロジェクト」を推進。佐川急便の中継センターとして、宅配便の輸送能力を高めるだけでなく、大型貨物輸送、引っ越しの首都圏機能、3PLプラットフォームセンター、国際物流機能も併設し、グループ機能の有機的な統合で、新たな付加価値を創出していくとしている。
「Xフロンティアプロジェクト」で新設するEC事業者向けのプラットフォームセンターでは、物流倉庫用の各種設備やシステム、スペースを複数のEC事業者で共同利用できる「シェアリング・フルフィルメントサービス」を展開する。
複数の事業者で共有することで、より少ない費用負担でECビジネスを展開することが可能となり、作業効率も従来のロジスティクス業務と比べて約20%向上することができる。
シェアリング・フルフィルメントサービスで仕分けした荷物は、同じセンター内の佐川急便(国内)やSGHグローバル・ジャパン(海外)のプラットフォームと連携することで、国内EC市場や域外ECにも対応した配送サービスを実現できる。
◎関連リンク→ 佐川グローバルロジスティクス株式会社
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