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物流ニュース
インフォセンス セミナー実施、顧客に合ったシステム提供
2019年7月24日
総合物流会社の山九(中村公大社長、東京都中央区)のIT部門が独立して誕生したSI企業で、ロジスティクスソリューションを中心に事業を展開しているインフォセンス(久保満社長、本社・福岡県福岡市、東京本社・東京都中央区)。
同社は6月27日、山九グループとして培った物流改善ノウハウやIT技術を生かしたコンサルティングサービスと最新ITデバイスを利用したシステムソリューションを紹介するセミナーを開催した。
同社ビジネスコンサルティング部の辰己康道部長は「当社では、ERPのような基幹システムのソリューションを福岡の本社を中心に展開し、東京では親会社の山九と一緒に物流支援ソリューションに力を入れている」と話す。
「物流支援ソリューションは特に、親会社とともにやってきた物流のノウハウと導入実績がある」としたうえで、「改善技術を継続的に実施してもらうことをコンセプトとしているため、利用者と当社の両者で取り組んでいくスタイルで対応している」という。
単なるシステム開発だけではなく、利用者の物流戦略にあったシステムを提供するため、同社では、システム導入前にコンサルティングを行っている。その結果をもとに、物流の業務改善に必要な様々なデバイスを提案している。
同社が展開する物流支援ソリューションの「ZIZAIA(ジザイア)」シリーズでは、物流コンサルやWMSパッケージなどを利用者のニーズに合わせて自在にカスタマイズすることができる。コンサルティング業務では昨年から、クイック物流診断サービスを開始。スマートロガーというツールの利用で、コンサルタント常駐が不要となるため低価格で、速やかに物流診断を行うことできる。
同社では、労働リソース(人数、時間)の量に限界が見えるなか、全体の生産能力を向上させるため、30年のロジスティクスソリューションノウハウを最大限に生かして、利用者へシステムサービスを提供するとしている。
◎関連リンク→ 株式会社インフォセンス
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