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物流ニュース
国交省 建設資材物流における労働時間改善懇談会、効率化期待の事例発表
2019年7月27日
国交省は7月8日、第2回建設資材物流における生産性向上およびトラックドライバーの労働時間改善に関する懇談会を開催。
課題としてあげられたのは、荷待ち時間の発生防止に向けた現場間での情報共有・リードタイムの確保・ドライバーの付帯作業軽減・長時間化しつつある検品・仕分け作業の効率化など。これらの課題に対し今年の取り組みには、情報共有に向けてのアプリの効果検証・サプライチェーン全体を通しての課題の洗い出しならびに改善策の検討および整理・付帯作業に関するヒアリングの実施に加え荷主との交渉・契約などを行う際のノウハウ課題の検討・仕分けの効率化に向けた建材物流コードの導入が、実施事項にあげられた。
なお、建設資材物流の効率化が期待されるとされた物流改善事例では、福井コンピュータ(杉田直社長、福井県坂井丸市)が提供するスケジュール共有システム「DandALL(ダンドール)」の活用事例が紹介された。
これらに加え交通安全マネジメント推進に向けた2019年夏の試行内容案も提出されている。案では施行期間案をオリンピック予定期間である24日から8月9日および、パラリンピック予定期間の8月25日から9月6日としていた。試行期間中は、移動時間分布調整ならびに交通量低減に向けた取り組みなどが行われ物流などへの影響が検証される。
◎関連リンク→ 国土交通省
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