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物流ニュース
クールスマイル 長距離ドライバーにおすすめ「バケツエアコン」
2019年9月17日
先日行われた猛暑対策展で「バケツエアコン」という商品を目にした。まさにバケツそのものの形状。どの程度の冷却効果があるのか。バケツエアコンを製造販売しているクールスマイル(大阪市)の中西雄三社長に話を聞いた。
「木造建築で約3畳、鉄筋コンクリート造りで4.5畳程度のエリアをカバーできる。基本周辺温度が30度程度であれば、適温の28度をキープすることが可能」と中西氏。
ワイヤレスで大容量バッテリーが搭載されているので、定格では4~8時間使用できる。
中西氏は「おすすめしたいのは、長距離などのトラックドライバー。これ一つで車内を冷却できるので、仮眠時のアイドリングが必要なくなり、燃費削減はもちろん排ガスゼロで環境にも優しい」と話す。
同商品は、バケツの中に水1Lとロックアイスや冷凍ボトルを入れてスイッチをONにするだけの手軽なもの。内部に張り巡らされた水路に電動ポンプで冷却水が循環され、そこにファンを当てる事で約15度の冷気が吹き出し口から出てくる仕組みだ。
かなり冷たい風が出るため車内を冷やすには十分に思われる。これを利用すればアイドリングストップは可能かもしれないが、仮眠時までに氷が溶けないよう対策を取る必要はあるだろう。
バケツ自体の重さは乾燥重量が約4.3キロと軽量なうえ、ワイヤレスなので任意の場所で使用可能。倉庫内のエアコンが効きにくい場所でも有効活用できそうだ。
◎関連リンク→ クールスマイル
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