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物流ニュース
三菱ふそう 東京納品代行に日本初のハンガー仕様車納入
2019年8月1日
三菱ふそうトラック・バスは7月23日、東京納品代行(千葉県市川市)に電気小型トラック「eCanter」の、日本初となるハンガー仕様車を2台納入した。同日開かれた納車式で同社の伊藤裕之社長(写真=左から2番目)は、「今回納車された2台は、ルイ・ヴィトンジャパン社専属となり、来月中旬から東京・銀座と青山地区の配送を予定している」とあいさつした。
南関東・甲信ふそうの丹野誠社長(同=右端)は、「電気トラックで荷台がハンガータイプというのがポイント。環境に優しいだけでなく、振動が少なく、ドライバーの負担を軽減できる」とし、「最先端と自負している」と胸を張った。
式典には、ルイ・ヴィトンジャパンの浅原桂COO(同=右から2番目)も駆けつけ、伊藤社長らとともにテープカットを行った。その後、丹野社長から伊藤社長に鍵が贈呈され、式典は華やかに幕を閉じた。
今後の展開について伊藤社長は、「まずはこの2台でパフォーマンスを検証したのち、将来的には増車も検討していきたい」と述べた。
ふそう特販部の林弘之部長は、「航続距離は1日約100km。充電は8時間程度で、狭い範囲内での配送に適している」と説明。今後のハンガー仕様車の他社への対応については、「要望があれば、可能性はある」と示唆した。
伊藤社長は、「来年50周年を迎えるタイミングで導入できて嬉しい」と心境を吐露。「2台のナンバーには、創業年の『1970』、50周年の節目となる『2020』の意味も込められている」と明かした。
車両にAEDを搭載したことについて同社長は、「ドライバーのAED研修も完了している。人の往来の激しい地区を走るトラックとして、社会貢献できれば」とし、「見かけたら手を振ってほしい」とした。
「電気自動車は地球への恩返し。今後もステータスシンボルとしてさらに推進していきたい」と締めくくった。
◎関連リンク→ 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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