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物流ニュース
ヨシノ自動車 自分だけのボルボ、カスタムライン「Fast Elefant」
2019年9月27日
「オールトラックス!」をキャッチフレーズに、新車・中古車の販売や保険、整備など、トラックに関する事業を幅広く手がけるヨシノ自動車(神奈川県川崎市川崎区)。「トラックのことなら、なんでも相談に乗りたい。枠にとらわれない、新たな試みにも果敢にチャレンジしていく」と語る中西俊介社長(写真右)に話を聞いた。
ボルボトラック正規代理店の同社が、カスタムラインとして立ち上げた「Fast Elefant(ファスト・エレファント)」。同社長は、「ボルボの純正オプションパーツはもちろん、本場ヨーロッパのカスタムパーツも取り寄せ、世界に1台しかないボルボトラックを製作している」と胸を張る。ディレクターを務める中渡瀬アルフレッド氏(同左)は、「特殊カラーリングやスペシャル架装も得意」と付け加える。
中渡瀬氏は、「ボルボのトラックのユーザーは年々増加しており、ボルボカスタムの需要は増えている」と分析。「ユーザーの相談に乗り、数ある選択肢の中から『自分だけのボルボをともに作り上げよう』という思いで立ち上げた」と経緯を話す。
同事業について、「ユーザーの希望に柔軟に応えられるのが特徴。理想のカスタムに仕上げるべく、念入りに打ち合わせし、スケッチなどを活用して作業を進める。LINEで連絡を取り合うこともある」と説明する。
デザインから同社の社員が行っており、「カラーリングやパーツなどをユーザーと綿密に連絡を取り合い、決めていく」という。
同社では、サイトでの部品販売も行っており、「運転席の後ろにつけられるメッキのボルボロゴが大人気」という。
運送業について、「社会的に必要とされるのに煙たがられている」と肩を落とす同社長。「悪いイメージを払拭し、業界全体を良くしていくためのきっかけ作りがしたい」と語る。「『かっこいいトラックに乗りたい』と思う人が増えればドライバー不足も打開できるかもしれない。トラックに乗りたい人が増えて、運送業の業績が上がれば、荷主の業績が上がる。ひいては社会全体が潤う」と持論を展開する中西社長。「地位向上や人手不足など運送業が抱える課題解決の第一歩として『かっこいいトラック』を提案し、業界全体を盛り上げていきたい」と熱く語った。
◎関連リンク→ 株式会社ヨシノ自動車
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