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物流ニュース
SBSHD 第2四半期決算、物流施設の増床計画発表
2019年8月10日
SBSホールディングスは8月9日、2019年12月期・第2四半期決算の説明会を開催した。
連結業績の売上高は1269億4400万円(前年同期比497億6500万円増、64.5%増)、営業利益55億4700万円(同32億0900万円増、137.3%増)、経常利益54億7200万円(同32億3800万円増、145.0%増)、当期純利益33億5600万円(同21億3500万円増、174.8%増)となった。大幅な業績アップに関して「3PL事業を中心に順調に推移したことと、リコーロジスティクスがSBSグループに加わったので、その業績分が上乗せされたこと、物流不動産の流動化を実施し第1四半期で収益を計上したため、前年同期比で業績が大幅に拡大した」と説明。鎌田正彦社長はSBSグループ経営について「3PLの力がついてきて、倉庫を沢山つくって3PLを受託するというモデルが加速してきた」と話した。
物流施設の増床計画については「9月から稼働する福岡と10月から稼働する名古屋大高と併せ、賃借・自社開発の3拠点で延べ床面積8200坪を増床する。2020年は両方賃借だが城南島と横浜金沢で1万8518坪の物流施設を建築中。2021年は横浜金沢のSBSロジコムの土地を開発し1万5430坪の物流施設を今秋着工予定で、2022・23年は野田瀬戸物流センター(仮称)A・B棟を延べ床面積計8万坪規模で開発。2019~2023年までに延べ床面積で15万7148坪を増床する計画」と発表した。
鎌田社長は、「繁閑差で起こりうる配送車両の過不足問題はSBSグループで受注拡大するラストワンマイル事業等々とグループ間で車両を活用し、燃料も共同購入するなど徐々にコラボレーション規模を拡大し、SBSロジコムの軌跡を辿り、時間をかけてSBSリコーロジも軌道に乗せていく」と語った。
グループ機能の強化として「①海外事業における連携強化②ロジスティクステクノロジー(LT)部門の強化③ドライバーの育成、安全指導・教育体制を強化」の3点を重点方針と発表。
◎関連リンク→ SBSホールディングス株式会社
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