-
物流ニュース
近海郵船 RORO船とかち見学会、質問に実演で答える光景も
2019年6月21日
近海郵船(田島哲明社長、東京都)は6月20日、博多港箱﨑ふ頭にてRORO船とかちの船内見学会を開催し、約50人が訪れた。
同船は2002年に竣工し、全長約167mで総トン数は約9858トン。乗用車約100台、トラック(12m換算)約120台の収容が可能だ。
7月1日には博多~敦賀間で同船のデイリー運航が開始され、同区間を19時間で結んでいる。
船首ランプから乗船した参加者は貨物甲板内部へ案内された後、ドライバーの休憩所や宿泊用個室が並ぶドライバーズルームを見学。続いてブリッジへと進んだ。ブリッジでは舵輪や海図のほか、レーダー機器といった航行に必要な機材なども公開され、機材の使用方法の問いかけに対し、船員が実演で答える光景も見られた。
同社社員は取材に対し「RORO船を利用する業界の関係者に同船を少しでも知ってもらおうと考え企画された。利用者が増えることでモーダルシフトや貨物の安定的輸送に大きく貢献できれば嬉しい」と語った。
◎関連リンク→ 近海郵船株式会社
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ