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物流ニュース
安城自動車学校 生命のメッセージ展「交通事故の悲惨さ、より身近に」
2019年10月3日
安城自動車学校(石原慧子社長、愛知県安城市)は8月19日から6日間にかけて、NPO法人いのちのミュージアム主催の「生命(いのち)のメッセージ展」を校内で開催した。
同イベントは交通事故で理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役のアート展。犠牲者一人ひとりの等身大パネル、本人の写真、生前履いていた靴、残された家族のメッセージにより、「生命の大切さ」を訴えている。
同校での開催は10回目となり、年に2回(2月・8月)の恒例イベントとして意欲的に取り組んでいる。同展示について石原社長は「安全運転の知識と技能だけではなく、交通事故の悲惨さや、運転する上で生じる命の責任を、より身近に感じてもらえるように」と取り組みの重要性について語った。
記者自身も犠牲者の「生きた証」を目の当りにすると、自動車を運転することの重大さを改めて認識した。
今回展示されたパネルのメッセンジャー(交通事故犠牲者)は31人。そのうち19歳未満が29人で、登下校中の事故が多いという。身勝手な運転により若い命が奪われるニュースが度々報道されるなかで、高齢ドライバーによる危険運転も問題視されるようになった昨今。同校に高齢者講習で来訪した女性の一人は、「幼い子のパネルは見ていられない。自分もこのような事故を起こさないように気を付けたい」と述べたという。
高齢者に限らず自動車を運転する者は、命の危険と隣合わせにあるという意識を、常に持つことが大切である。
◎関連リンク→ 安城自動車学校
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安全運転の定義とは危険を探しながら運転する事 運転は腕でするものではなく心でするもの その事を教習生に教えて頂きたいです。バス運転士より