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物流ニュース
横浜低温流通 小牧に新センター開設、3大都市圏結ぶ重要拠点
2019年9月4日
横浜低温流通(伊澤進社長、神奈川県厚木市)は、新たな中部エリアの基幹センターとなる「東名小牧ロジスティックセンター」を愛知県小牧市に開設した。東名高速道路春日井IC及び小牧ICに近接し、3大都市圏を結ぶ重要な拠点となる。
建屋は事務所棟を含めて地上4階建て、延べ床面積は1万4121平方m。ドックシェルター27基、4トン貨物用エレベータ2基、1.5トン垂直搬送機2基を備える。同社のセンターとしては最大規模となる。冷凍、チルド、ドライの温度帯に対応。既存センターである名神小牧ロジスティックセンターの機能を置換する。9月23日から本格的に稼働する予定。
3日に現地で行われた竣工式には伊澤社長や同社幹部と関係者が列席。神事が執り行われ、安全と事業の発展が祈願された。その後、荷主や協力会社を招き、施設内部の内覧会を実施。同社の伊澤文孝専務がセンター内部を案内し、冷凍からチルド帯まできめ細かく温度調整できることなどが説明された。
同日に名古屋市内で竣工記念パーティーが催され、全ト協食品部会長を務めるF―LINEの坂本隆志専務執行役員など多くの来賓や関係者が列席した。伊澤社長はあいさつの中で、今後の投資計画を説明した。同センターに続き、埼玉県、神奈川県、大阪府に新たなセンターを順次オープンし、少子高齢化の時代に対応した物流網を構築していく。
同社長は「センターを中心として効率よく仕事ができて、安定的に商品が供給できる仕組みをつくらなければならない。使命感を持って取り組んでいる」と強調した。パーティーの中締めであいさつに立った伊澤専務は「きめ細かい物流をつくって、皆様の物流を担うような会社にしていきたい」と決意を語った。
◎関連リンク→ 横浜低温流通株式会社
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