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物流ニュース
ANAHD 五島市などとドローンで実証実験
2019年10月10日
ANAHD(片野坂真哉社長、東京都)と五島市(野口市太郎市長)は8月29日、自律制御システム研究所(太田裕朗社長、千葉県、以下ACSL)、NTTドコモ(吉澤和弘社長、東京都)、プロダクションナップ(仁田豊文社長、長崎市、以下NAP)と協力し、同市でドローンによる離島間無人物流の実証実験を行うと発表。これは有人島間にドローンを用いた物流網を構築し、二次離島地域住民の生活利便性を向上することを目的としたもの。今後、同市に無人物流協議会(仮称)を設立し、地域住民や小売業者、医療事業者などと連携体制を構築し、今年度内に合計20日間の実証実験を行う予定。
期間は第1期検証が25日から10日間、第2期検証が来年1月頃に約10日間予定されている。飛行区間は福江島~黄島および赤島としており、生活用品や食品、医薬品などが運搬されるとしている。
実験ではACSLが機体を提供し、ANAHDが中心となり運航管理を行う。ドローンの飛行に必要なLTEネットワークの提供や運航計画の策定支援はNTTドコモが担当し、NAPが運航サポートを実施。同市は実験地域住民及び関係者との調整役を務める。
同市は、住民サービスの観点から離島部の利便性の向上などを目的とし、有人島間の物流にドローンを実運用させるための様々な取り組みを実施。昨年度には奈留島~前島間で、模擬薬と食料品を輸送する実験を行っていた。
◎関連リンク→ ANAホールディングス株式会社
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