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物流ニュース
NASVA 事故の被害にあった方々の創作作品の展示会開催
2019年9月5日
自動車事故対策機構(NASVA=ナスバ、濱隆司理事長、東京都墨田区)では毎年、事故防止の意識の醸成を図ることを目的に、自動車事故の被害に遭った人たちの創作作品の展示会「ナスバギャラリー IN東京」を国交省との共催で行っている。
ナスバギャラリーについて、被害者支援部の佐藤宏樹部長は「保護者の方を事故で亡くした交通遺児や直接事故に遭って重度の後遺障害者が書かれた絵画や作品を展示している」と話す。
その上で、「交通事故で辛い状況に置かれてしまった交通遺児や重度後遺障害者をこれ以上増やさないためにも、彼らの辛さや努力を絵画を通してしっかりと考えていただきたい」としている。
続いて、中野博晋マネジャーは「絵画コンテストは今回から、優秀作品5点に選ばれた子供たちに直接、絵画の先生に評価してもらえるようにした」とし、「直接評価をしてもらうことで、子供たちに自信を持ってもらえれば」としている。
佐藤部長は「交通事故によって、精神的に何十年経っても癒えない大きな傷を持った子供が多くいる。彼らはそこを頑張って乗り越えていこうとしている。そういった子供たちがいることを広く知っていただきたい。そして、こういう悲しい人たちを増やさないためにも、プロ、アマ問わず、常に安全運転を心がけてもらいたい」と訴えている。
◎関連リンク→ 独立行政法人自動車事故対策機構
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