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物流ニュース
アディコム 現場リーダーなど上級職に特化、人材紹介サイト「物流人」
2019年10月15日
埼玉県を中心に関東全域で派遣・請負・人材紹介を手がけるアディコム(さいたま市大宮区)はこのほど、物流会社の取締役や部長、現場リーダーといった上級職に特化した人材紹介サイトとして、ロジスティクス・エグゼクティブ・バンク「物流人」を開設した。
中瀬顕二郎社長(写真左)は、「当社のエージェントが募集企業の社内業務を徹底的にヒアリングし、ニーズに合致した登録者を紹介する」と説明する。
人材紹介事業課の塚越稔彦課長(同右)は、「登録者には、対面もしくはテレビ電話でヒアリングを行い、キャリアシートとスキルシート、さらに適性診断の結果も含め、1枚のシートを作成する。具体的なキャリアや経験などをしっかり確認し、紹介先へのミスマッチを防ぐ」と語る。
物流会社での勤務経験を生かし、起業したという同社長。「開業当初は物流請負業からスタートし、人材派遣や紹介事業に幅を広げた」。その実績やノウハウを反映させた同サイトについて、「物流の業務内容をきちんと把握している我々だからこそ提供できる」と胸を張る。
求人情報の掲載は無料。紹介料は、上級職の「LEB求人」の場合で想定年収の20%。ドライバー、営業、荷役スタッフ、事務職などの一般正社員・アルバイトは「LB求人」で掲載可能で、正社員は40万円、パートは3万5000円などと雇用形態により一律で規定している。
塚越氏は、「1か月未満で退職した場合は全額返金する」とし、「『紹介予定派遣』は、6か月間は当社の従業員として派遣するため、よりリスクを回避できる」と付け加える。
同社長は、「昨今の物流業界では、ロボットやシステムなどが普及し、業務の高度化が進んでおり、専門性の高いスタッフの需要はますます高まっている」と指摘。「外国人や短時間勤務といった『新たな潜在的雇用』の活用を目指す」と語る。
「キャリアという付加価値を提供し、人事部や採用担当をバックアップする」と話す塚越氏。「人材派遣や請負、紹介に限らず、悩みの解決に向け、お手伝いしたい」と呼びかけた。
◎関連リンク→ 株式会社アディコム
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