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物流ニュース
ケイソー 運転者にセカンドステージ、将来への不安を払拭
2019年11月15日
軽貨物配送サービスを提供しているケイソー(伊藤淳社長、千葉県柏市)はこのほど、ドライバー確保の取り組みの一環として、同社のドライバー業務で勤務してくれる人には、セカンドステージへの準備をバックアップする方針を発表した。
個人事業主としてドライバー職を選択する人を増やすためには当然、収入面や仕事内容に魅力がなければならないが、将来のビジョンが描ける環境であることも重要となっている。できる限り、将来の不安をなくさなければならない。
そのため、同社では、未病リハビリセンター「HARERU(ハレル)」(今林伸司代表、福岡県福岡市)と提携し、同法人の教育制度と整体院の運営をドライバーのセカンドステージとして提供していくとしている。
ケイソーでは、同社のドライバー業務に1年以上勤務してくれた人に対して、「HARERU」が主催する技術者養成講座の講習料を全額負担するほか、卒業後は直営店での勤務や開院希望の人には、独立開業もフォローする。
また、「HARERU」で受講している理学療法士を含む医療関係従事者をケイソーのアルバイトドライバーとして雇い入れて、医療関係の配送を行うことも視野に入れている。
伊藤社長は「ドライバーのセカンドステージとして、将来のビジョンを描いてもらうことで、不安をなくして安心して働ける環境ができれば、多くの人材を会社につなぎ止めていけるのでは」と考えている。
◎関連リンク→ 株式会社ケイソー
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