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物流ニュース
自動車盗難の認知件数 茨城県がワースト1位、イモビライザーも無効化
2019年11月12日
茨城県警生活安全総務課によると、今年1月から8月までの県内自動車盗難の認知件数は992件で、全国ワースト1位。人口10万人当たりの認知件数(犯罪率)も32.0件で、全国平均3.8件の8.4倍と異常な多さを示している。
盗まれた車両は、「ヤード」と呼ばれる中古車解体施設に持ち込まれ、解体後、海外に輸出。現地で転売されているという。
県警は、今年8月までに悪質と見られるヤードなどに425回の立ち入りを実施。古物営業法違反などで15人、5法人を摘発した。
犯行は、工具を利用し、ドアやキーリングシリンダーを破壊する手口が目立つが、最近では最新のイモビライザー(電子錠)を解除し、無効化させる機器を使ったケースもある。
県内で発生した自動車盗難の被害車両の9割は「車内にキーがない」状態だった。県警は「ドアロックだけで車は守れない。バー式ハンドルロック、チェーンロック、警報器やGPS装着など複数の防犯対策をしてほしい」と呼び掛けている。
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