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物流ニュース
CBC 物流センターで活用可能、警備ロボット「Nimbo」
2019年11月18日
CBC(東京都中央区)は10月16日、セグウェイにAI機能を搭載し、倉庫や物流センターで活用できる警備ロボット「Nimbo(ニンボ)」の販売を開始すると発表。同日、記者会見を開催し、デモンストレーションなどが行われた。
同製品は、セグウェイをベースにパトロール機能を拡充したもので、乗って移動することも可能。カメラとマイクを搭載しており、映像モニタリングと双方向での音声通話ができる。同社の小川卓也氏は、「いち早く現地の状況を確認できる」と述べた。
続いて同社の竹内朋哉氏が実機を用いてデモンストレーションを実施。同氏は、「本体の上部にあるライダー部分が対象物や壁までの距離を計測する。巡回コースのマップ作成などはスマートフォンで簡単に操作できる」と説明した。
小川氏は、「横幅は60㌢㍍程度と、国内最小クラスのコンパクトなサイズ感が特徴」とし、「最大7・5時間走行でき、自動的に充電ステーションに戻る」と述べた。また、同製品には水センサーも搭載。「水漏れなども検知できる」という。
「運用は月20万円前後を見込んでいる」とし、「今後は防水機能搭載や日本語対応モデルの展開を目指し、2021年度に1000台の販売目標を立てている」と述べた。「安全性、機動性に長け、コストパフォーマンスも良い。実証実験では、動きの可愛さも好評」と締めくくった。
◎関連リンク→ CBC株式会社
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