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物流ニュース
アイオイ・システム プロジェクションマッピングを応用した新ピッキングシステム
2019年12月20日
36期目を迎えたアイオイ・システム(多田潔社長、東京都大田区)は、長年培ってきた開発力と高い品質を基盤に、進化する製造と物流現場に関わるトータルソリューションを提供している。
多田社長は「物流現場は人手不足なので、省人化を進めていかなければならない」とし、「そのためには、現場の効率化と可視化を図るシステムが必要」として、新しいタイプのピッキングシステムを開発。
そのシステムは、2016年から提供しているプロジェクターからの映像投影をピッキングに利用した「プロジェクションピッキングシステム®(PPS)」で、プロジェクションマッピングの技術を応用している。
このPPSは、プロジェクターで次々に文字を投影して、ものの位置を光らせるなど、ピッキングの指示を行うというもので、既存の棚などの空きスペースに情報を映すことができる。
また、それぞれの棚にマークを付けるので、違うマークの付いた棚を開けると、カメラが認識して警報が鳴るようになっている。このシステムは、既存の棚などに後付けすることができるので、導入しやすい。
多田社長は「プロジェクターで文字情報を投影するので、外国人で日本語がわからなくても、世界各国の文字情報を投影して作業指示が出せるので、言葉がわからない外国人も問題なく採用できる」としている。
制御パソコンやコントローラーのほか、高解像度カメラとプロジェクターで構成するPPSは、フリーロケーションに対応しており、設置後の表示位置の変更や様々なレイアウトにも対応。限られたスペースを利用して作業に有益な情報を表示する。
◎関連リンク→ 株式会社アイオイ・システム
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