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物流ニュース
ロジレス 倉庫業務を一括管理、提携企業を求む
2019年12月12日
受注・在庫・出荷・倉庫管理のすべてを効率化するオールインワン型自動出荷ツール「ロジレス」の企画・開発・運営・販売を行っているロジレス(西川真央社長、東京都豊島区)。同社が提供している「ロジレス」では、受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)を統合し、受注管理、在庫管理、出荷作業、倉庫管理などの一連の業務を効率化することができる。
「ロジレス」は、ネットショップの課題を解決することを前提につくられたシステムで、商品を販売して消費者に届けるまでの多くの作業を、一つのシステムで管理することができる。そのため、これまでにできなかった拠点の分散が可能となった。
西川社長は「宅配クライシスで、配送料が高くなっているため、拠点を分散して短い距離を配送することが効率的である」と指摘。「これまで一つのオペレーションでやっていたものを分散するのは簡単ではなかった」と話す。
しかし、「ロジレスは、すべてのシステムが入っているということを前提にしているので、利用者にとって最適な倉庫にロジレスを入れるだけで、それぞれのシステムを連携することができる」という。そのため、同社は提携倉庫を探しており、パートナーとしてロジレスを入れて稼働している倉庫は現在32社となっている。倉庫事業者はロジレスをいれることで荷主との契約がとりやすくなる。
ロジレスは、倉庫に使ってもらうことで成立するモデルなので、パートナーとして提携する上で倉庫側には何の負担もかからない。それどころか、ロジレスの利便性を活用して、積極的に荷主との契約を行って、成長している倉庫事業者もでてきている。
◎関連リンク→ 株式会社ロジレス
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