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物流ニュース
中古トラックのシグマインターナショナル 顧客の利益に貢献
2019年12月10日
中古トラックの買い取り・販売を手がけるシグマインターナショナル(横浜市中区)。「国内と海外の両軸で展開していることが当社の強み」と語る春井勝匡社長に話を聞いた。
「トラックの中古販社は数多くあるが、それぞれ特色や得意分野が異なるため、競合はそれほど多くはない」と切り出す同社長。「当社は仕入れに注力している」という。
「販売の際は、型式や走行距離でランクを分けるが、それによって顧客に対する売り方・扱い方も変わってくる」と解説。「『高い、でも仕方ないから買う』となってしまえば、二度と買っていただけない。一度きりならそれでもいいかもしれないが、当社は顧客と長いお付き合いがしたいので、『買って良かった』『売って良かった』と思っていただけるように、真摯に一生懸命に取り組んでいる」と話す。
「そのために、当社では、営業マンを各地に配置し、取り扱い台数を増やしている。1台当たりの儲けを減らして顧客に還元するのが当社の信念」と説明。「顧客満足度を高めれば、リピーターになっていただけるはず」という。
「現在、コンスタントに年間3000台を仕入れている」という同社。「上場企業から中小まで、様々な顧客に取引いただいている。国内のトラックの中古市場は、新車の納入遅延なども相まって活発に推移している」と話す。
「トラックを高く下取りに出すコツは、営業マンと密にコミュニケーションを取ること、そして早めの台替え」と話す春井社長。「国内の中古トラックの動きは活発だが、海外向けの需要は車種によっては下降気味。そういった適切な情報を事前に発信することで、少しでも顧客の利益に貢献したい」と語った。
◎関連リンク→シグマインターナショナル株式会社
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