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物流ニュース
アリソンジャパン 北海道で初の試乗会 トルコン式ATを比較
2019年12月6日
アリソンジャパン(東京都港区)は11月12日、北海道で初めてとなる「トルコン式AT搭載日野レンジャー試乗会」を開催。運送事業者、トラックディーラー、整備事業者ら約20人が参加した。
丸吉ロジ(北広島市)社内で製品説明のセミナーを開き、同社近郊の勾配のある公道で約7キロの試乗を行った。試乗では、トルコン式ATと、一般的な機械式AT(セミオートマ)の2台のトラックを用意し、走行性能や乗り心地の比較を行った。
参加者からは、「想像以上にトルコン式ATの乗り心地がスムーズで驚いた」といった感想が聞かれた。山一運輸(札幌市手稲区)の服部浩司社長は「重量物を運んでいると、市街地ではセミオートマの車両でもマニュアルにしないともたついてしまうが、トルコン式ATならその心配がない。シフトチェンジの操作がない分、安全確認により注意を払えることになり、安全面でのメリットも大きいと感じた」と話した。
荒井幸夫マネージャーは「北海道では建機レンタルや特装車、路線バスなどで導入が進んでいるが、ロジスティクス向けの導入実績は未だなく、これを機にアリソンATを知ってもらいたい。雪道でもスキルに頼らない運転が可能になり、Pレンジを搭載しているので作業中の車両後退も防止する。クラッチ交換の必要もないので、メンテナンス費用を抑えられるケースもある」とアピールした。
◎関連リンク→ アリソンジャパン
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