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物流ニュース
パナソニック 燃料電池フォークリフトの構内運用を開始
2019年12月13日
パナソニックは11月18日、次世代エネルギーとして関心が高まる水素の実用性を検証するため、滋賀県草津市にあるアプライアンス社草津拠点構内に水素ステーション「H2 Kusatsu Farm」を建設し、同ステーションから水素補給した燃料電池フォークリフトの構内運用を開始したと発表。
「H2 Kusatsu Farm」は、太陽光パネルの電力で水を電気分解して水素を製造する水電解水素製造装置と、家庭用燃料電池「エネファーム」で培った技術を生かして開発を進めているガス改質による小型水素製造装置の2つの方式を採用し、天候に左右されず安定的に水素を供給できる。1日に燃料電池フォークリフト約2台分の水素を製造する能力を有し、約3分間でフル充填できるため、長時間の充電が必要なバッテリー式フォークリフトに比べ、時間的なロスがなく効率的に稼働できるメリットもある。水素を充填したフォークリフトは構内の「エネファーム」工場の完成品などの運搬に用い、水素エネルギーの安定運用や経済性などを検証しながら、水素製造装置の技術開発を加速していく。
◎関連リンク→ パナソニック株式会社
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