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物流ニュース
沖縄ヤマト運輸・沖縄主管支店が竣工
2004年3月12日
ヤマトグループは12日、沖縄ヤマト運輸・沖縄主管支店を新築移転したと発表。15日より営業を開始する。
同施設の設計・管理は、グループ企業のヤマト物流設計株式会社が担当。グループ内大型施設の設計・管理としては同社の初仕事となる。
敷地面積は1万8716平方m(5661坪)、延床面積は6390平方m(1933坪)。1階には、宅急便荷捌室と低温仕分室、2階にはロジスティクス倉庫と沖縄主管支店事務所が設置されている。ロジスティクス倉庫は、将来の物流増加に備え、増築できるように設計されている。
新ターミナルは、片面フラットなターミナル構造を採用。通常、ターミナルの1階荷捌ホームは、トラックへの輸送BOXの積み卸ろしを容易にするため、地面よりも一段高く設計されている。しかし、沖縄では航空貨物の利用量が多いことから、エアコンテナの荷捌きをスムーズに行うため、片面は地面とフラットになっている。
また、台風の上陸が多いことから、停電が起きた場合の保管・温度管理を確実にするため、非常用発電装置も設置している。さらに、降水量の多い沖縄の地理的条件を活かすため、雨水処理施設も完備。蒸留した雨水は、トイレ用水や車両の洗浄用水として利用される。
所在地は、沖縄県糸満市西崎町4—21一13(糸満工業団地内)。この記事へのコメント
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