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物流ニュース
日本通運 新サービス『プライバシーガード』
2004年4月11日
日本通運はこのほど、国内航空貨物の輸送において、顧客から慎重な取扱いが求められる『プライバシー貨物』(個人情報の含まれた印刷物や電子媒体等の貨物)の輸送に対応した新商品『プライバシーガード』の販売を開始した。
従来の貴重品輸送のノウハウを活かして、不着・紛失などによる事故の危険性を限りなく低減し、より安全性を高めた輸送を提供していく。料金は、1個に付き1,000円が通常運賃に加算される。
『プライバシーガード』は、同社の国内航空貨物の情報システム(SPEED)による充実した「トレースポイント管理」と、「専用マニフェスト」によるオペレーションで、発送から配達までの作業工程において、一貫して確実な授受管理を実施。さらに、同商品の安全性と確実性を最大限に高めるためセコムと提携し、GPS端末を装着した専用輸送容器も開発。プライバシー貨物の位置情報・動態情報がWEB経由にて常時管理可能となっている。同容器による輸送は、2月からオプショナルサービス(有料)として販売していく。
また、『プライバシーガード』の発売に合わせて、日本興亜損害保険が開発した業界初となる『プライバシーガード保険(PVG保険)』も準備。万一の事故に備えて、物的損害だけでなく謝罪費などの損害も補填対象とする商品で、顧客のリスクをワイドに補償する。
同社では、「今後ともお客様のご要望にお応えする輸送商品の開発に取り組んでいく」としている。この記事へのコメント
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