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物流ニュース
エルエスエム(LSM) 日本事務器(NJC) パートナー契約を締結
2004年5月21日
エルエスエム(LSM)と日本事務器(NJC)の両社はこのほど、LSMが開発販売するWMS(倉庫管理システム、「LーFIELD」)の販売パートナー契約を締結した。LSMでは「LーFIELD」をSCMの中核システムにする考えで、ERPパッケージとの連携を狙っていた。このほど、国産ERPメーカーとして販売実績の上位を誇るNJCとの連携が決定し、シェア拡大を狙う。
NJCは、大正13年に日本事務器商会として創業した老舗国産ERPメーカー。1961年にNECと提携し、2000年より「CORE Plus」の開発・販売を開始している。同製品は、企業内の情報システムを統合・連携することで業務の効率化を推進し、経営戦略を強力にバックアップするもの。現在、NJCは「CORE Plus」を中心に、業種別ソリューションを提供しており、販売開始からこれまでに1500サイトへの納入実績を誇る。同社は、「CORE Plus」の業務モジュールにおいて、物流モジュールの強化を図ることが課題とし、本格的なWMSモジュールとの連携を急いでいた。
LSMは1987年に物流企業より独立し、物流システムの開発・販売に注力している企業。2003年秋に販売を開始した「LーFIELD」はその集大成のパッケージ。現場ノウハウを注ぎ込んだ「ノンカスタマイズパッケージ」として販売を始めていた。同社では、LーFIELDソリューションが、SCMの実行系システムSCE(サプライチェーンエグゼキューション)として企業のキャッシュフロー分析や改善に有効であると考え、更なる基幹システムとの連携を企画していた。
LSM http://www.lsm.co.jp/
日本事務機 http://www.njc.co.jp/index.html -
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