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物流ニュース
伊藤忠商事・商船三井 LNG輸送合弁会社設立
2004年6月11日
伊藤忠商事は11日、商船三井、ソナトラック社(アルジェリア国営炭化水素公社)、ヒプロック社(ソナトラック100%出資の海運子会社)とともに、各社4分の1出資による合弁会社を設立し、75,500m3型新造LNG船を建造、同船をソナトラック社に長期貸与することに合意した。総事業コスト約350億円となる見込み。
合弁4社共同で造船所選定の為の国際入札を実施した結果、ユニバーサル造船が1隻+1隻(1隻はオプション船。各々2007年、2009年竣工予定)にて落札、同4社よりユニバーサル造船への発注が決定。 同船は、地中海水域でのLNG輸送に最適な、地中海マックスと呼ばれるLNG船で、同船型としては、最大となる。本船は竣工後ヒプロック社と商船三井により共同運航される予定。
伊藤忠商事・商船三井は2002年にもソナトラック社、ヒプロック社と均等出資で合弁会社を設立、現在川崎造船にて145,000m3型新造LNG船1隻を建造中で、竣工後(2004年10月予定)ソナトラック社に長期貸与する予定。伊藤忠商事、商船三井は2002年に続き世界第2位の輸出国であるアルジェリアでのLNG輸送商談に参画、更に実績を積み上げる事になる。 -
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