佐川急便は２８日、セールスドライバーの携帯端末を全面的に刷新し、来年１月から順次導入を開始すると発表した。
　松下電器産業、パナソニックシステムソリューションズ、エヌ・ティ・ティ・ドコモ関西と共同でシステムを構築。従来から行っている荷物追跡情報の取得・管理に加え、第三世代移動通信を採用した機能を有し、更なるサービスの拡充・顧客の利便性向上を図る。
　ＮＴＴドコモのＦＯＭＡカードを内蔵した端末は業界初で、顧客からの集荷依頼、不在再配達依頼、荷物に関する問い合わせなどに迅速に対応することが可能となる。Ｗｅｂブラウザ、メール受信機能を搭載し、営業店からの集荷・配達指示、緊急連絡などを直接メールで受信することも可能。