物流施設専門の不動産開発会社プロロジス（東京都港区）はこのほど、「プロロジスパーク大阪」の第１号テナントとしてコクヨの子会社であるコクヨロジテム（東大阪市）が決定し、賃貸契約を締結したと発表。コクヨロジテムが入居するのは、２階と３階の一部で、総賃貸面積は約２万４１４４平方メートル。コクヨロジテムは同施設をステーショナリー分野の大規模保管と供給拠点として利用する。
　また、同社は、２００４年７月に着工した「プロロジスパーク横浜」の第１号テナントとしてブリヂストンスポーツ（東京都品川区）が４階部分に入居することも同時発表している。　
　プロロジスは現在、「プロロジスパーク大阪」「プロロジスパーク横浜」に入居を希望する複数の企業と交渉を進めている。
　 特に、１０月の竣工が迫っている「プロロジスパーク大阪」には利用希望企業が殺到しており、年内には入居企業がほぼ決定する予定という。
　また、マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク東京」(東京都大田区)の賃貸状況は、ヤマトロジスティクス、ソニーテクノクリエイトをはじめ、施設の９０％が既に入居企業が決定している。その他の入居可能スペース部分（２階の倉庫一部及びオフィススペースの一部、３階のオフィススペース）についても、現在、数社と最終交渉を進めており、近日中に入居企業が決定する予定という。