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物流ニュース
アスクル アスクル名古屋センター(プロロジスパーク東海)を新設
2004年8月18日
オフィス用品デリバリーサービス業のアスクル(岩田彰一郎社長、東京都江東区)は13日、東海市に同社初の東海・北陸地方の物流拠点となる「アスクル名古屋センター(プロロジスパーク東海)」を新設。竣工式を行った。
同センターは、物流施設専門の不動産開発会社プロロジスに依頼し建設を進めていたもので、昨年4月に開設した「アスクルDCMセンター」に次ぐ規模を誇る6棟目の大規模物流施設となる。
同センターは、同社がこれまで培ってきた物流システムのノウハウを活かしながら、業務プロセス全体での最適化と生産性管理の強化という、新しいコンセプトに基づき設計された。
これまでの「ベルトコンベアー方式」ではなく、日々の出荷量の変化に柔軟に対応できる「カートピッキング方式」を採用。
同方式によって最適な人員配置が可能となったほか、JANコードと商品重量の二重検品が行えることでトップレベルの出荷精度を実現した。
また、運営管理を自社化し、庫内QC活動の推進や個人評価制度の導入により、現場で働くスタッフの業務意識を高めるための環境整備を行った。
同センターの開設により、配送時間の短縮、配送コスト削減による効率向上が図られ、これまで翌日配送だった名古屋市全域での当日配送を開始できる体勢が整った。
岩田社長は、「名古屋地域はジャストインタイムのお膝元。オフィスサプライを必要なときに必要なだけジャストインタイムでお届けできる当社のサービスをぜひ多くのお客様に利用していただきたい」と挨拶した。
センター概要は次の通り。敷地面積約5700坪、建築面積約3100坪、延床面積約9800坪、建物階数地上5階建、トラックバース42バース、投資総額約13億円。 -
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