ヤマト運輸は４日に取締役会を開き、ファインクレジット社およびワールドコンピューターセンター社の株式を取得し子会社化することについて決議し、同日付で基本合意書を締結したと発表。
　同社では取得の目的として、「フィナンシャル事業における今後の展開として、顧客の利便性を高めるため決済手段の多様化を図り、主に中小企業向けに未収、割賦等を取り入れた新しい物流決済サービスを提供していくが、その際にファインクレジット社の持つ与信機能および債権管理機能を活用するため、同社および同社の情報システムの運用、開発を受託するワールドコンピューターセンター社の株式を取得するもの」と説明している。株式取得後は、他の事業フォーメーションでもそれらの機能を組み合わせ、グループ全体でより高付加価値のサービスを開発し、提供する予定。