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    日本郵船 商船三井系の共同運航組織と提携

    2005年10月7日

     
     
     

     日本郵船は、同社の属する定期コンテナ船共同運航組織「グランド・アライアンス」(GA)が、アジアと欧州・北米を結ぶ世界の基幹航路において、同じく定期コンテナ船共同運航組織である「ザ・ニューワールドアライアンス」(TNWA)と、来春から業務提携することで合意したと発表。
     現在、GAは同社、ドイツ、マレーシア、香港、オランダの5社で構成され、船舶を相互に供出して世界的にサービスを展開している。一方、TNWAは商船三井とシンガポール、韓国の3社がサービスを提供。今回の提携は、世界の主要海運会社7社による、定期コンテナ船共同運航に関する世界最大規模の業務提携となる。
     まず、アジアと北欧州・地中海を結ぶ航路でスペース交換による提携を開始。さらに、アジアとパナマ経由北米東岸を結ぶ航路で新航路を共同で開設する。その後も両組織の船隊を利用し、アジアと欧州・北米を結ぶ基幹航路における共同サービスを拡充していく予定。
     今回の提携は、来年以降も拡大傾向が予想されるコンテナ荷動きへの対応と、さらなるコスト競争力の強化を主な目的としたもの。この提携で配船の効率化を進め、需要が拡大している航路では寄港地の拡大やサービス頻度の拡充、航海日数の短縮を行う。

     
     
     
     
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