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物流ニュース
ISOコンサルファームが第三者評価に 運送会社のPマーク取得を支援
2005年10月12日
運送事業者へのISO取得支援で知られるISOコンサルファームはこのほど法人化し、「有限会社第三者評価」に社名を変更した。
今後は、品質、環境の各ISO認証の取得支援はもちろん、個人情報漏洩対策やプライバシーマーク(Pマーク)取得の支援も行っていくという。
同社を率いる吉山浩氏(写真)は、今年8月まで財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)でPマークの審査員として活躍。
多くの企業での審査経験をもとに、今後は、運送事業者の情報漏洩対策を支援していくという。
運送事業者にとっての情報漏洩対策の必要性について同氏は、「確かに一旦はコストが発生するが、考え方を変えて頂き、投資の一環と捉えてほしい」と語る。
運送事業者でも関心が高いPマーク取得での同社のコンサル料金は、30人までの企業なら150万円—200万円(交通費・宿泊費は別途、12月末まで)。
同氏は、「6か月でJIPDECへ審査を申し込める段階まで支援させて頂く。取得までの期間は約1年を想定してほしい」とし、「訪問回数は10—15回(1回4時間)を予定している」という。
吉山氏は、「リスク対策は社長が決断しないと誰も決められない。万一、個人情報が漏れた場合、どれだけの商売を失うかを想像してほしい。過去の例で言えば、少なくとも20%減となる」とし、「リスク対策は、『情報漏えいがあり得る』ことを前提に考えることが第一歩」と注意を促している。
同社の新URLは、http://daisansha.com/ -
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