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    アファックジャパン 中小運送事業者のISO取得を支援

    2006年1月23日

     
     
     

     物流業界でも取得企業が着実に増えているISO認証だが、昨年8月に日本で新たに設立されたISO審査登録機関が注目を集めている。
     世界最大級の審査登録機関の日本法人「AFAQ—EAQA JAPAN(アファックジャパン)」だ。世界26か国にあるグループのネットワークを活かし、中小企業が認証取得に取り組みやすい審査料金体系を設定している。もちろん審査の質・レベルは、これまで『世界で2万5000件の認証発行』という実績を持つAFAQグループの一員であるため安心だ。


     同社は、イギリスに本部を置く認証機関『UKAS』の認定を受けている。『UKAS』の世界での認知度は群を抜いており、UKASマークは海外への進出の際、重要な役割を果たすとも言われている。なお、ISO認証はどの国の認定機関で取得しても全世界で適用するものとなっている。
     アファックジャパンの審査部長を務める二宮章氏は、「企業の弱みを強みに変えるとともに、良いところをさらに伸ばして頂くために、審査を通して支援している」と語る。
     同社では一般的なISO審査機関と同様に、規格の要求事項に合致していかをもちろん審査するが、さらに一歩先を見据えて、「同時に、『ビジネスの効率性の向上』と『会社の目標とターゲットを支援する』という二つの考え方も取り入れて審査している」という。
     営業部の神山航平氏は、「認証を取得する企業とその顧客にプラスになるのかどうかが、本当に重要なポイントと考えている」と付け加える。
     このため同社では、高い専門性とコミュニケーション能力を持つコンサルティング経験者のみを審査員に採用しているという。
     同部長は、「審査員の採用時には、各自の専門性に特に注意しており、しっかりと能力を見極めてから契約している」とし、「企業のビジネスと課題を理解できる審査員が担当することで、より良いマネジメントシステムの構築を支援する審査が可能になる」と自信を見せる。
     同社は、『輸送・倉庫・通信』の分野では、ISO9001、14001いずれの審査にも対応。神山氏は、「10—30人規模の中小企業がISO認証を取得しやすい、また、維持しやすい料金に設定している」と説明。
     「世界にネットワークを持ち、各国の提携機関と必要経費を分担できることから、審査料金は同業他社と比較しても大幅に抑えられている」と胸を張る。従業員数26—35人での審査(品質)の場合、初回登録78万9500円、定期審査15万3500円、更新審査32万4000円。同氏は、「ISOでは審査工数がしっかりと規定されている。つまり、審査の質は落とすことなく、コストが抑えられていることを意味する」と説明。
     なお、同社では、審査機関を変更する『移転審査』や、各種マネジメントシステムの『統合・複合審査』にも対応している。
     二宮部長は、「企業にとって重要な『顧客のため』という視点で審査している」とし、「ビジネスに役立つより良いマネジメントシステムを構築して頂きたい」と語る。

     
     
     
     

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