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物流ニュース
エプソンサービス 「環境デリバリーパック」の導入範囲を拡大
2006年4月6日
セイコーエプソングループのエプソンサービス(長野県松本市)は、全国のサービス拠点に届いた修理品を顧客に返送する際に活用していた「環境デリバリーパック」の導入範囲を拡大。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の1都3県全域での「ドアtoドアサービス」(顧客の希望日に指定場所へ修理品を引き取りに伺い、修理後は自宅へ配送するサービス)でのピックアップ時と返送時の輸送で使用を開始した。
「環境デリバリーパック」はスターウェイ(東京都港区)が開発した環境配慮型の配送システムで、商品梱包箱には古紙100%で撥水性・耐水性に優れ、通い箱として何度も繰り返し使用できる『e-Starpack』を使用する。
この梱包箱は中に入れる修理品を特殊フィルムで固定するため、輸送中の破損などのトラブルが大幅に減少し、輸送品質の向上に大きく貢献。緩衝材も不要なため、梱包にかかる作業時間の短縮や梱包資材コストの削減も実現する。
同社では、2001年11月に、この「環境デリバリーパック」をサービス拠点の1つであるエプソンサービススポット大阪日本橋で導入し、2003年2月には、全国7か所の拠点に拡大していた。
今回の「ドアtoドアサービス」への拡大では、2005年7月に東京23区で試験運用を実施。環境・コスト面での効果を検証した上で本格導入を決定した。
今回の導入で、対象エリアの東京、神奈川、千葉、埼玉の顧客向けに使用する梱包資材コストは従来の約2分の1、梱包資材量は従来の約10分の1に削減することが見込まれている。この記事へのコメント
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