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物流ニュース
ドイツ日本通運 「TAPAクラスA」の認証を取得
2006年7月10日
日本通運のドイツ現地法人のドイツ日本通運有限会社は、フランクフルト国際空港敷地内のフランクフルト支店で、航空貨物取扱いの警備安全基準である「TAPAクラスA」の認証を取得した。
TAPAの認定基準は、最高位のクラスAからCまでの3段階に分かれており、今回、ドイツ日通ではクラスAの認定を取得。ドイツ国内の日系フォワーダーとしては、初めてのA認定取得となる。
同施設は設計段階からTAPA基準の認定取得を視野に入れ、監視カメラや入退室管理システムなどを導入。最高レベルの安全性を確保した航空貨物施設となっている。
日本通運では、「今回の認証取得を新たな付加価値と位置付け、安全性の高い欧州域内中核ゲートウェイの一つとして、今後、さらに高品質なサービスを提供していく」としている。
TAPA(Technology Asset Protection Association)は、1997年に米国で設立された警備専門家とハイテクや家電関係企業の警備担当者が参画する非営利団体で、欧州では1999年から活動を開始している。
TAPAの基準は、輸送産業で安全性を高めるために使用されており、世界中で警備・安全の実践手法での最高峰のガイドラインとして知られている。最近ではハイテク関連の荷主企業を中心に、輸送業者に対し、同基準を満たすよう求めるようになってきているという。
◎関連リンク→日本通運 -
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