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    松下ロジとPAS 「通い箱」で物流効率化

    2007年6月14日

     
     
     

     松下ロジスティクス(八木安裕社長、大阪府摂津市)とパナソニックオートモーティブシステムズ(以下PAS、北代耿士社長、神奈川県横浜市)の「パートナーシップによる通い箱の仕様変更と荷姿の統一での積載率向上と輸送効率向上による省エネ事業」が、19年度のグリーン物流パートナーシップ普及事業に選定された。


     従来、使っていた通い箱を少し大きくすることで容積率を向上。トラックの積載率を高め輸送回数を減らすことで物流効率を改善する。新しい通い箱を使えば、50%の省エネ率を達成できる見込み。
     PASは主にカーオーディオの生産を手がける。同社グローバルロジスティックスセンター所長の上野隆氏は、省エネ事業に取り組んだ経緯について「カーメーカーの要望もあるが、車両に一体感を出すためカーオーディオのサイズがどんどん大きくなってしまった。今までは一つの通い箱に3台から6台入っていたものが、最近では1台しか入らなくなった。物流効率は著しく低下し、何とかしなければと思っていた」と話す。
     ラック方式への変更も検討したものの、物流品質の問題もあり、通い箱に工夫を加えることに決めた。従来の503mm×335mm×288mmの通い箱を横につなげ、670mm×503mm×288mmに変更。箱一個に一つの製品しか収納できなかったものが、製品三個を詰めるようになった。
    matsushita400.jpg
     「箱の中に製品を詰めても6割が空気。容積率を上げることでムダをなくせると思った」と上野所長。物流効率は格段に上がり、10t車で480個の製品しか積めなかったものが、新しい通い箱を使えば720個積めるようになり積載率が向上。
     新しいサイズの通い箱は物流効率だけではなく、作業効率も上げた。ピッキングの手間が減り、倉庫スペースも有効に使えるようになった。箱の重量は増加したものの、荷物の個数が減るため荷さばきする作業員の負担も減った。
     「小さな工夫が積載率を大きく向上させる」。事業は今年の年末から来年1月までに開始する予定で、今後はカーオーディオに限らず他の製品にも応用していく予定。今後、「まずは松下グループ内で情報を共有・発信し、取り組みの輪を広げていきたい」としている。(藤田太嗣記者)
    ◎関連リンク→松下ロジスティクス

     
     
     
     
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