-
物流ニュース
尼崎ドライブスクール 中型免許に対応
2007年6月22日
「6月2日から中型免許制度が始まったが、運送会社から大型免許を取得しに来られる人が増えている」と話すのは、尼崎ドライブスクール(兵庫県尼崎市)の田中洋一取締役。
4輪総合自動車教習所として有名な同スクールは、大型トラックを3台、大型バスを1台導入している。
「直線コースが200mあり、走りやすいのがコースの特徴。また、コース整備で8割ぐらい改修しているが、既存コースを大型車両が走るために改修したのではなく、いったん取り払って新しく作った」という。
このため、「カーブの大きさも試験場に近い状態に仕上がった。これまでは障害物が多かったが、見通しを良くし、圧迫感のないように整備した」と説明する。
同スクールには、「定時制コース」、技能教習を2時限優先予約できる「短期集中コース」、受講者の予定に合わせて予約できる「オーダーメードコース」と「土・日コース」がある。
田中取締役は「今は入所者がそれほど多くないため、コースに関係なく、毎日2時間乗れる方は、2時間の教習を受けられ、10日ぐらいで免許が取れる」と話す。
大阪市から近く、午後8時半から同9時20分までという時間帯の最終教習があるため、仕事が終わってからでも通えるという。
なお、2日までに普通免許・普通二種免許(中型免許8トン限定車)を取得していた場合、大型免許を取得するには「MT車は技能教習20時間・AT車は同24時間が必要になる」と谷本満営業企画課係長は説明する。
大型だけでなく大型特殊・牽引も取得できる同スクールだが、「このほどフォークリフトの認可も受けて、7月7日から教習をスタートする。今後は玉掛けや移動式クレーン・高床作業などでの認可を取りたい」と、総合自動車教習所としてさらに拡充していく構えだ。
尼崎ドライブスクール http://www.amagasaki-ds.co.jp/ -
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ