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物流ニュース
ロジコム 倉庫・物流センターのサブリース事業展開
2007年10月2日
ロジコム(東京都東大和市)は、東京多摩地区を中心に不動産賃貸業を展開。物件をオーナーから借り上げ、賃料を保証する「サブリース事業」を強みに、物件数を順調に伸ばしてきた。日本通運、エスビー食品など、クライアントにも大手企業が並ぶ。
社名から推測できる通り、「計約9万坪の管理物件のうち、6〜7割が倉庫・物流センター」(新井浩一取締役、写真右)。1000坪クラスをメーンに現在、84件の倉庫施設を管理している。
「東京の多摩地区など、内陸部が中心」だが、「エリア内でのカバー率では他社に負けない」と、営業本部リーシンググループの山本多聞グループリーダー(同左)は、その圧倒的な情報量に胸を張る。
土地または施設オーナーから同社が物件を借り入れ、エリアのニーズに合った建物を建設し、テナントに貸し出す。「できるだけ汎用性の高いものを作り上げる」(山本氏)ことで、オーナー、テナント双方に対してメリットを出せるようにめざす。なお、「近年は売買の案件も増加している」とし、賃貸以外にも、ニーズに合わせて総合的な提案ができることをアピールする。
また、独立系不動産企業のため、「ビジネス上のしがらみは一切ない。中立な立場から最適な提案をすることができる」(同)ことも強みだという。
同社物件は「首都圏への配送拠点として使われるケースが多い。圏央道が東北道にまでつながれば、違ったニーズも出てくるだろう」と、新井氏は期待を込める。「多摩・埼玉地区だけでなく、エリアを徐々に拡大していくことも視野に入れている」とも。山本氏は、「ニーズに合った物件をご提供することで、お客が事業を伸ばしていくのに貢献したい」と語る。
同社が管理する「LOGPORT131」(埼玉県入間市)
詳細は同社HP、http://www.logicom.jp/ -
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