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    奈良・針TS 利用者数が急増、周辺の事故は激減

    2008年1月4日

     
     
     

     全国で四十番目のトラックステーション(TS)となる奈良・針TS(奈良県奈良市)の利用台数が期間限定だが、全国1位になった。同TSは平成16年3月にオープン。オープン当初から利用者数が急激に伸び、長距離トラックドライバーの休憩施設として定着している。
     奈良・針TSを運営管理している奈ト協によると、平成19年4月から8月までの立ち寄り台数(駐車場に入った数)は8万9913台で、これまで全国1位だった東神TS(神奈川県大和市)の同8万6501台を上回った。


     奈良・針TSと東神TSの過去の立ち寄り台数は、平成16年度が東神TS21万1240台に対し、奈良・針TSは15万4974台、17年度では、東神TSが20万6233台に対し、奈良・針TSが19万7561台、18年度は東神TSが20万9534台に対し、奈良・針TSが20万7299台。
     奈良・針TSには大型トラックが60台、普通トラックが25台の駐車スペースがあり、施設内には休憩室のほかに、シャワー室、コインランドリーの設備があり、24時間営業のコンビニを併設している。
     所在地は三重県と大阪府を結ぶ国道25号(名阪国道)の針インターチェンジに近接。同国道は名古屋・大阪間を結ぶ動脈としてトラック輸送による物流を支えているが、山間部に位置し、急カーブ、急勾配個所が多い。無料の自動車専用道路ということもあり、大型車の混入率も増加し、トラックが絡む事故が多発していたが、奈良・針TSの建設後、トラックが関係する事故は減っている。
     名阪国道の路肩で休憩している大型車への追突事故や居眠り運転による事故が激減していることが影響しているようだ。

     
     
     
     
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