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    【物流施設の進出相次ぐ佐賀県・鳥栖エリア】(1)プロロジス

    2008年3月28日

     
     
     

     好調な動きを見せる「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖(GLP鳥栖)」は、九州を横断する長崎自動車道と、縦断する九州自動車道の結節点・鳥栖JCT至近に位置。抜群の好立地ゆえ、多くの企業から待ち望まれていた「物流専用」の大型団地だ。
     06年4月に分譲を開始し、同7月、第1号案件としてプロロジスの進出が決定。以降もブリヂストン、マルハ物流ネットなどの進出が相次ぎ、今年に入り物流不動産のコマーシャル・アールイーや日本レップも開発に着手した。今回はプロロジス・山田御酒プレジデント兼日本共同CEOに、同エリアをはじめとする九州での展開を聞いた。


     プロロジスは2月26日、「GLP鳥栖」内にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク鳥栖I」を竣工した。敷地面積5万1843.52平方m、延べ床面積7万3037平方mの広大な施設だ。コカ・コーラウエストと日立物流の入居が決まっており、100%の稼働率で開設を迎えた。
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    プロロジスパーク鳥栖I
     同施設は、「GLP鳥栖」の第1号案件。プロロジスの山田御酒プレジデント兼日本共同CEOは、「福岡に近く、九州を縦断・横断する高速道路の結節点にあり、九州全土をカバーできる立地条件が魅力的だった」と、同パークへの進出経緯を振り返る。
     同社の九州地区での動きを見ると、松下ロジスティクスや資生堂物流などから取得した物件3施設がすでに稼働。「鳥栖I」は、九州地区で同社が初めて一から開発を担った施設となる。
     また、同施設の隣接地には特定企業向け(ビルド・トゥ・スーツ)型の「同II」を計画。さらに、「GLP鳥栖」内に新たに2万平方mの用地を取得し、「同IV」の開発を決定。山田CEOは、「今年後半には着工したい」と話す。加えて、2つの特定企業向け施設「プロロジスパーク久山」(福岡県糟屋郡)、「同新門司」(同北九州市)の竣工(いずれも09年を予定)を控える。
     同CEOは、同社のこれまでの歩みを「01年に日本で事業を開始し、まずは東名阪の主要都市に資源を集中させる必要があった」と説明した上で、「事業開始から6〜7年経ち、今後は九州・東北エリアなどの中核都市にもネットワークを構築していく」と展望。2月には福岡事務所を新設、東北でも今年に入り「プロロジスパーク郡山I」(福島県郡山市)、「同岩沼I」(宮城県)が相次いで着工している。
     同社の最大の武器は「世界中に張り巡らされたネットワーク」。同CEOは、「日本企業が海外へ進出する際に、物流施設の開発を任されることがある。海外で先に一緒に仕事をした企業も多い」とし、繰り返し依頼のある「リピートカスタマー」も多数抱えるという。また、土地の取得から施設の企画・設計までをワンストップで行うのも、「顧客と信頼関係を構築する上で大きな強みになっている」という。
     環境に配慮した施設設計もポリシー。屋上緑化やヒートアイランド現象を抑制する「フォトロード工法」を採用するなど、施設ごとにさまざまな工夫が凝らされている。先日開設した「プロロジスパーク舞洲III」(大阪市此花区)には、東京電力が普及を進める「外部給電式アイドリングストップシステム」の給電スタンドが導入された。
     耐震や環境に配慮し、施設の高機能化を図れば当然、コストは上乗せされるが、同CEOは「目指すのは『百年建築』。万一の災害でも崩壊しない施設を造ればコストは発生しない」と長期的視点での費用対効果を強調する。
     07年度時点の運営資産は約6000億円。「これを10年度に1兆2000億円、約2倍の規模に伸ばす」とし、そのプロセスとして、「九州・東北はもちろん、北海道や日本海側への進出も考えている。全国ネットワーク体制の構築が目標」と話す。
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    山田御酒プレジデント兼日本共同CEO
    ◎関連リンク→プロロジス

     
     
     
     
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