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物流ニュース
フルキャストドライブ 人材不足で派遣ドライバーの需要増
2008年5月20日
派遣ドライバー事業を展開するフルキャストドライブ(増田豊彦社長=写真左、東京都)は、6月に江東臨海支店を開設する。毎月40人の人材確保を目標として採用し、有明、お台場、船橋などにドライバーを派遣する予定。
居住地域から離れた地域はドライバー不足が顕著で、人材不足の対応策として派遣ドライバーを活用する事業所も増えている。同社は今後も東京、千葉、神奈川で20拠点体制を目指しており、来期からは名古屋、大阪、福岡など各地方都市にも出店するとしている。
増田豊彦社長(左)と佐藤誠副社長
派遣ドライバーの需要は高まり、同社の取引先は約350事業所に増加。各支店の登録者数は横浜と海老名が各1,000人、大宮は2,000人、北千住は1,500人、船橋は300人となり、全拠点で約6,000人が派遣ドライバーとして登録している。
昨年から専用の寮を準備し、沖縄県などから派遣登録者を募る地方採用も開始。寮は現在、100戸が利用されている。来期は300戸を準備し、地方採用を強化するが、派遣先の事業所と寮が近いため通勤が楽になるなど、働きやすい環境づくりも地方採用の狙い。派遣者の相談などにも細かく対応している。
同社によると、中堅規模の運送事業者はコンビニ配送などのルートを構築するため、派遣ドライバーの活用が最初から組み込まれた対応となっており、需要はさらに高まるとしている。
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