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物流ニュース
センコーなど4団体 モーダルシフト取り組みの優良事業者受賞
2020年1月7日
センコー(福田泰久社長)とランテック(山中一裕社長)、東京納品代行(伊藤裕之社長)、アクロストランスポート(大迫友行社長)が、日本物流団体連合会(渡邉健二会長)から「令和元年度モーダルシフト取り組み優良事業者賞」を受け、昨年11月25日に表彰式が行われた。受賞内容は、「改善部門」1件、「有効活用部門」3件、計4件。
「改善部門」では、センコーが拠点間の幹線区間輸送において、鉄道や海運の利用比率が全体の40%を超えるとともに、モーダルシフト輸送比率を全輸送量の約66%(2017年度)から約70%(2018年度)へ改善したことが評価された。
「有効活用部門」では、センコーが顧客と共同で行っている、各地サプライヤーから北海道への住宅建材輸送において、奈良県や埼玉県に中継所を設置し、輸送集約することでトラックからRORO船やフェリーによる海上輸送への転換を行ったことが評価された。また、ランテックは宮城県から大阪府への冷凍食品の輸送において、10トントラック107台分と、10トントラック120台分の輸送を、それぞれトラックから鉄道へ転換し、この2件の取り組みが評価された。
さらに、東京納品代行とアクロストランスポートは、千葉県から北海道へのアパレル商品の輸送において、10トントラック91台分の輸送を鉄道へ転換したことが評価された。
トラックドライバー不足を背景に、4社が実施したモーダルシフトへの取り組みが、CO2排出量の削減やドライバーの運転時間削減に効果を上げている。
◎関連リンク→ センコー株式会社
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