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    J&Kロジ 「物流モデル開発」に焦点、全体最適プランを提示

    2008年6月19日

     
     
     

     物流コンサルティング、物流不動産活用のためのアドバイザリーサービスなどを展開するJ&Kロジスティクス(原瑞穂社長、東京都中央区)は、「物流モデルの開発」に焦点をあてた全体最適プランを提示することで、大きな成果をおさめている。
     同社はまず、対象企業が物流に果たす役割を明確化し、企業の戦略レベルから物流全体の仕組みを改善するプランを作成、その後に拠点の配置や在庫コントロール、システムなどを見直す。


     コスト削減だけではなく資本効率を高め、企業価値の増大を大きな目的としている。そのため、配送費用や保管料を個別に改善するのみならず、倉庫坪数縮小に伴う物流施設の売却・賃貸など「セール&リース」を提案。在庫や物流施設維持にかかわるキャッシュフローの改善で高い評価を得ている。
     近年では、韓国の釜山や仁川を経由して、日本のローカル港を活用する物流ルートの開発を積極的に行っている。
     原社長は「物流のデザイン、シミュレーションから、人事やコンプライアンス体制までも視野に入れた改善を実施している。物流の側面から企業価値の向上に役立ちたい」と話している。(玉島雅基記者)
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