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    事故防止セミナーで反射材の有効性を訴え

    2008年7月30日

     
     
     

     住友スリーエムと日本交通科学協議会は23日、「大型トラック事故防止セミナー」を開催。会場となった米国大使館には、運送事業の関係者ら約150人が集まった。
     同セミナーは、反射材をトラックに貼付することでの交通事故防止対策の普及を目指したもの。東京都立産業技術高等専門学校の三林洋介准教授は、「運送車両の夜間高速道路走行時における反射材の有効性に関する研究」について発表を行った。


     全国の運送事業者の協力を得て行った実証実験で、再帰反射材を利用することで「(夜間走行時の)車両を発見するまでの時間が早くなった」「追従走行をする際のスピード変動回数が少なくなった」「追い越しにかける時間が長くなった」などの効果が見られたと説明。横ばい状態を続ける大型トラックの交通事故件数を減少させるのに、反射材の利用が有効であるという可能性を示した。
     また、CLEPA(欧州自動車部品工業会)元シニアマネージャーであるロランド・ジルベルト氏が、「EUにおける再帰反射材の取り組みとその背景」をテーマに講演。毎年約五万人が交通事故死するというEUでは、事故防止対策の一つとして反射材の導入が進められているという現状について説明した。
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