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    山陽道の社会実験「高速道路料金半額化」が惜しまれつつ終了

    2008年9月1日

     
     
     

     岡山市内を走る国道2号バイパスの立体化工事にともない、その渋滞緩和策として実施されていた山陽自動車道での社会実験が8月31日で終了した。
     備前―早島IC間と、備前―玉島IC間の通行に限定して料金を半額化してきたメリットは物流関係者にとって、コスト削減の一助となっていただけに残念がる声が多く聞かれる。


     対象となっていた3つのICは、いずれも国道2号と直結する便利さがあったこともあって、実験期間中の交通量は前年同期と比べて10倍を超えるレベルで推移。ユーザーが望む利用価値の高い社会実験であったことを裏付けた格好だ。
     時間帯割引や社会実験による割引拡大など、最近の高速料金体系は利用者とすれば「目的のインターまでいくらかかるのか、実際に走ってみないとわからない」というのが実情かもしれない。うまく使えば経費削減につながるが、運送関係者らも「割引制度は気になるが、だからといって運行計画を変えるわけにもいかない」と話す。
     一方、原油価格高騰対策として2月15日から始まっている特別割引も当初の期限は1年間とされている。午前0時から同4時の間に一瞬でも高速道路上にいれば料金が3割引となる従来の深夜割引を、さらに拡大して40%オフとする特例はトラック事業者にとって大きな存在。それだけに期間延長をはじめ、一部でささやかれだしている深夜の半額化といった割引率のさらなる拡大など今後の動向が気になるところだ。(長尾和仁)

     
     
     
     
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