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SGホールディングス 次世代大規模物流センター「Xフロンティア」竣工
2020年2月21日
SGホールディングス(栗和田榮一会長、京都市南区)は1月31日、東京都江東区新砂に総投資840億円(うちマテハン260億円)を掛けた次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」を竣工。これに先立ち同29日、メディアを対象に内覧会と説明会、懇談会を開いた。
Xフロンティアは約2万2000坪の敷地に、延べ床面積約5万2000坪、地上7階建てのセンターが建つ。1〜4階は2層式で、佐川急便の最大級の規模と最新の仕分け設備を備えた中継センターとなる。上部自動仕分け機や貴重品自動仕分け機など、5種類の自動仕分け機を導入し、1時間当たり10万個の仕分け処理能力を有する。
同社によると、Xフロンティアは、現状の関東エリアの中継拠点の5倍の能力を備えているという。今後、首都圏にある9か所のセンターや営業所を集約、業務効率の向上や高品質で安定的な物流サービスを提供していく。
5階は、国際物流拠点としてSGHグローバル・ジャパンが運営する。保税倉庫1336坪を含めた約2600坪を用い、首都圏の国際物流拠点を集約。同じく5階には、佐川グローバルロジスティクスが運営する約6400坪のロジスティクスセンターが設けられ、次世代型ECプラットフォームセンターとして、複数の事業者が共同で利用する「シェアリング・フルフィルメントサービス」を提供。最新のロボティクス技術が導入される予定だ。
6階はSGムービングが運営する約4600坪の大型・特殊輸送拠点が設けられ、家具や家電などの輸送並びに、専門的な取り扱いの必要な美術品輸送にも対応していく。
説明会で壇上に立った荒木秀夫社長は、Xフロンティアが「輸送能力の進化」「新たなソリューション」、そして「SDGsへの貢献」という3つの価値を提供すると説明した。
懇談会には栗和田会長も出席。Xフロンティアを含めた同グループの取り組みなどについて語った。
◎関連リンク→ SGホールディングス株式会社
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