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物流ニュース
運輸デジタルビジネス協議会 WGの中間発表
2020年3月12日
運輸デジタルビジネス協議会(TDBC)は1月24日、第17回会合を開催。ワーキンググループ(WG)の中間発表を行った。基調講演では、トライプロ(東京都世田谷区)の高木宏昌社長が登壇し、「睡眠(疲労)の取り組みと認知症対策」をテーマに疲労測定システムを紹介した。
同協議会は、運送事業者とメーカー、システムなど多様な業種のサポート企業が連携し、 「デジタルテクノロジーを利用することで運輸業界を安心・安全・エコロジーな社会基盤に変革し、 業界・社会に貢献する」ことを目的として活動。毎年持ち寄ったテーマごとに、運輸事業会員と様々な技術や製品を持つサポート会員がWGに参加し、1社では解決が難しい課題に対して、 複数の企業や業界を横断したグループメンバーで議論を展開。
さらに、WGを含めた協議会の活動で新たに開発したソリューションで、 2社以上での実証実験または導入により、 優良との評価がされた製品を「TDBC認定ソリューション」として評価する制度も開始。このほど第1号として、 フルバック(三重県四日市市)の「JICONAX(ジコナクス)」を認定した。
同製品について同協議会代表理事の小島薫氏は、「TDBCでは、 業界の共通課題を解決する方法の1つとして、 経産省発表の『DXレポート』の業界共通プラットフォームの考え方を『TDBCプラットフォーム』で推進している」と説明。「ジコナクスがその先駆けとして、トラック、 バス、タクシーなどの乗務員と車両に関わる様々な台帳管理を一元化し、 交通事故ゼロの実現に貢献することを期待する」と語った。
◎関連リンク→ 一般社団法人運輸デジタルビジネス協議会
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