-
物流ニュース
ジドコンなど ドローンと先端モビリティの最新動向を発表
2020年2月20日
全国自動車学校ドローンコンソーシアム(ジドコン、朽木聖好理事長)と慶應義塾大学SFC研究所ドローン社会共創コンソーシアムは1月27日、ドローンと先端モビリティをテーマとしたシンポジウム「空飛ぶ車×自動運転×自動車学校〜目前に迫るエアモビリティ前提社会に向けて新たな交通秩序を共創する〜」を開催した。
前半は4人の専門家が講演。古谷知之氏(慶應義塾大学総合政策学部教授)、大前創希氏(Drone Fund共同創業者)、長崎敏志氏(内閣官房小型無人機等対策推進室内閣参事官)、伊藤昌毅氏(東京大学生産技術研究所特任講師)が登壇し、ドローンや先端モビリティの最新動向について語った。
後半はパネルディスカッションが行われ、朽木理事長と講演者に加え、物流業界を代表してサンインテルネット(横浜市西区)社長の三田竜平氏がパネリストとして登壇した。
物流業界でドローンや先端モビリティの可能性について問われた三田氏は、「自動運転に向かっていくことは不可避ではないかと思う」と指摘。ドライバーなど現場の人材不足を解決するにはドローン操作も自動化されていく必要があると強調した。一方で、「ドローンには期待感もあるが、大きな危機感もある」と、一部の大手企業を除けば未着手の分野であると指摘。物流事業者にとって、ドローン配送は新規事業への参入となることから、「私も含め、物流会社としてどう関わっていけばよいか悩んでいる方が多いのではないか」との見解を述べた。
今後のドローン技術と物流の関わりについて同氏は、「法令や整備の知識を有した上で、お客様のビジネスにどう貢献できるか、社会的課題を一緒に解決していけるかが鍵となる」と述べ、テクノロジーに明るい人材を育てることが重要になるとの考えを示した。
◎関連リンク→ 全国自動車学校ドローンコンソーシアム
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ